バイクは盗難された時を考えておくべき
近頃バイクの盗難事件が多発しており、平成27年度を見ても3000件を超えています。
路上に置かなければ大丈夫と思っている人も多いのですが、自宅のガレージに入れていたバイクすら盗まれるご時世です。
バイクを盗まれた時に慌てず対応できるように、万が一のことを考えておく必要があります。
1日平均100台以上というバイクが、地域に限らず盗難されているのですが、そのうち犯人が捕まるのはたった1割程度です。
プロの窃盗団も多くなっており、こうしたプロに盗まれた場合、まずバイクが手元に戻ってくることはないでしょう。
特に駐輪場での盗難事件が多発しているといわれていますが、駐輪場を使わないわけにいかない人も多く、やはりバイクの盗難保険に加入しておくことが求められます。
費用がかかることですが、万が一のことを考慮すべきなのです。
バイクの盗難保険にはどんな種類がある?費用はどのくらいかかる?
バイクを新車で購入するのなら、各会社で独自の盗難保険があり、これを利用することが可能です。
保険料、補償はそれぞれの会社によって違いがありますし、バイクのグレード、車種などによっても費用、補償が違います。
金額の設定は段階的に保険料が設定されていることもありますし、標準小売価格に対して%で決定するということもあるので、加入する保険によって金額、補償などを確認することが必要です。
価格が高いバイクの場合、保険料もそれなりになりますが、特に高いバイクは盗難被害にあいやすいといわれているので加入しておくほうがいいでしょう。
バイクの盗難・・・サービスの細分化を理解しよう
中古バイクを購入する場合でも保険に加入することができます。
中古バイクを販売している大型専門店などでは、独自の盗難補償保険がありますし、バイク買取のお店などでも盗難保険がある中古ショップを探すことが可能です。
通販型バイク保険など、最近はバイク保険もかなり多くなっていて種類も多いので、保険内容や費用などを理解する必要があります。
またバイク本体以外、パーツ補償、鍵穴破損に関する盗難保険もあるので考えてみるといいでしょう。
ただパーツ補償や鍵穴破損の保証などに関しても、保険会社によって補償範囲がかなり異なるので必ず補償について理解することが求められます。
バイク向けのロードサービスへ加入している場合、オプションとして盗難保険が付帯できることもあるようです。
保険費用に関してはバイク本体の価格やプランによって金額が変わるので費用についても調べておくと安心できます。
防犯登録で盗難防止効果をアップさせよう
保険への加入もしておくべきべきですが、盗難対策を考慮しグッドライダー防犯登録「G防」への登録もおすすめです。
バイクを購入する際、販売店でこの登録をしてくと防犯登録番号などのデータが警視庁のコンピューターに10年、保管されます。
平成16年1月までは7年間の登録でしたが、それ以降は10年です。
平成20年から25年にG防への加入を登録した人には、有効期限を3年延長することが可能となっています。
G防への加入は自転車の防犯登録とは違い、全国共通で管理されているので安心度が強いのです。
持ち主が暮らす場所よりもずっと遠方で盗まれたバイクが見つかっても、G防登録しておくことで持ち主を探すことが用意となっています。