ロードサービスとは
バイクというのは、日頃どんなにこまめにメンテナンスをしていても、ツーリング途中で突然トラブルに見舞われることがあるものです。
マシントラブルはなくても、ガス欠やバッテリー上がりなど、バイクのトラブルは尽きません。
こんなときに、ガソリンスタンドなどがすぐ近くにあればバイクを押して行って対処することもできますが、ツーリング途中ではほとんどの場合、立ち往生してしまうしか方法がありません。
立ち往生した際に、頼りになるのは何と言ってもロードサービスです。
ロードサービスでは、たとえガス欠になったとしてもガソリンを運んで給油をしてくれますし、バッテリーが上がってしまった場合でもケーブルを繋いで「バッテリージャンピング」を行ってくれます。
ロードサービスで対応してくれること
ロードサービスに加入していれば、バイクの故障や事故などで走行不能になってしまった場合でも、指定の工場にレッカー移動をしてくれますので安心です。
契約内容にもよりますが、バイクが走行不能になったことによってタクシーで自宅に戻らなければならなくなった際の帰宅サポート、あるいは宿泊費用のバックアップもロードサービスが対応してくれますし、レンタカーを便宜してくれるサービスなどもあります。
また、故障ではないけれど、バイクのキーをメットインに入れたまま閉じてしまったといったアクシデントでもロードサービスを呼べば適切に対応してくれます。
ツーリングに出かけることの多いライダーなら、必ず加入しておきたいサービスと言えるでしょう。
ロードサービスに加入する方法
ロードサービスに加入するためには、JAFなどのロードサービス会社と契約を交わす方法の他に、任意保険に加入する方法があります。
任意保険の中にはロードサービスが付帯されているものが多いので、一度チェックしておくといいでしょう。
同じロードサービスといっても、保険の内容によってサービス内容が違ってきますので、少し高くても補償内容が充実した任意保険を選ぶべきです。
例えば年間の利用回数に制限があるのかどうか、全国どこでも対応してくれるのか、宿泊費用に制限はあるのかなどに関して、あらかじめ確認しておくことが大切です。
HONDAバイクのオーナーなら、Honda DREAM Owner’s Cardに加入しておくのがおすすめです。
このカードに加入しておくと、さまざまな特典を受けることができるばかりではなく、ロードサービスも活用することができます。
一度契約をしておけば、アプリ「HondaGO RIDE」内からロードサービスを呼ぶことができます。
GPSで自動的にバイクの現在地がロードサービスに送られるので、大変便利です。