バイクの調子が悪い?と思う時はバッテリーに理由があるかも?
バイクに乗っていてどうも調子が悪いなと感じる時には、バッテリーに原因があるのかもしれません。
バッテリーをすぐ交換できるようなら安心ですが、バッテリー交換できない時には不安です。
そんな時、バッテリーが弱くなってきたときに出てくる症状を理解し対応策を知っていれば安心です。
ツーリングなどに行く前に、こうした知識を持っておくことも大切なことになります。
バッテリーが弱くなってきた時にはこんな症状が起こる
バッテリーが弱くなるとライトが暗く感じたり、ウインカーの動きがおかしくなります。
セルの回転も弱くなりますし、アイドリングしている時にリズミカルさがなく不安定です。
バッテリーのマイナス端子を見てみると白い粉がついていることもありますし、電圧計で測定してみると12.5V以下となっているなど、色々な症状がみられます。
こうしたバッテリーが弱くなった時に出てくる症状を理解しておくことが重要です。
テスターを持っているとバッテリーがどのくらい弱まっているのか症状を詳細に把握することもできます。
なぜ?バッテリーが弱くなるのか
バッテリーが弱くなる原因の一つには、長期間バイクに乗らず自然放電してしまったということが考えられます。
バッテリーは勝手に放電してしまうので、定期的にバイクを走らせることが必要なのです。
普段使っていても長時間走行することがないという場合も、バッテリーが弱くなることがあります。
長期間バイクに乗ることがないという時には、劣化予防としてバッテリーを外すのが基本です。
またバッテリーは高湿度、高温、低温など環境に左右されます。
バイクを高湿度の場所に保管していたり、高温低温など激しい温度差のところに置くことでバッテリーが弱くなることがあるのです。
バッテリーを交換させず復活させるには?
バッテリーを交換せず復活させる方法としては、バイク用のバッテリー充電気が便利です。
車に比べると容量が小さくなるので過充電防止機能付きバッテリーチャージャーがいいでしょう。
こうした危機によって充電できれば、13.5Vくらいまで復活できます。
近くにバイクショップやガソリンスタンドがあれば充電可能です。
費用はだいたい500円から2000円くらいで、これはショップ、スタンドによって違います。
ガソリンスタンドの場合、車用のバッテリー充電しかできないこともあるので確認してから利用しましょう。
ライトを消し忘れて一時的にバッテリーが弱くなってしまったという時には、押しがけしたり、ジャンプスターターによってエンジンをかけ、充電できることもあります。
この時、ある程度バイクを走らせることが必要です。
こうした状態にならないように、バイクの保管場所、使い方に注意する必要があります。
普段からバッテリーについて意識を持っていれば、バッテリーが弱くなることを予防できるのです。