拾われる確率は少ない
高速道路で財布を落としたら、困るというのは当たり前ですが、これは一般道路で落とした場合とは少し勝手が違います。
まず高速道路で財布を落とす原因としては、バックやポケットに入れおいて、チャックを閉めずに忘れて、そのまま走るということがあります。
高速道路はスピードが出るので、多くのライダーは、財布も厳重にしまって保管して走るでしょう。
しかし、バッグのチャックなどを閉め忘れると、勢いよく外に飛び出て落ちてしまいます。
そして高速道路で財布を落とすと、拾われる確率は少ないです。
これは他の車やバイクが80km以上というスピードを出して走っているために、財布に気がつかないからです。
財布を見つけてもそのままタイヤで敷いてしまい、ゴミでも拾ったかなと普通は思います。
そのために、盗難の心配はあまりないというのは、一般道路と違い、少し安心かもしれません。
しかし、高速道路に落ちた財布は、他の車やバイクに踏まれて弾かれてしまうので、粉々に砕けます。
財布を落としてからどれぐらい時間が経つか、また道路の真ん中か端に落ちたかでも違ってきますが、まず財布の中身は外に散乱しているのは間違いありません。
カード類は欠けているか割れているような状態になり、財布自体も壊れていることが多いです。
NEXCOへ連絡
財布を落としたことに気がついたら、バイクの周囲に落ちてないとなると、自分で探さず、NEXCOへ連絡しましょう。
高速道路をパトロールしている隊員の方達であり、落とし物捜しにも快く引き受けてくれます。
非常電話から連絡することになるので、パーキングエリアなどバイクの止められる場所、または非常電話の設置場所まで移動します。
そして周囲の安全を確認してから、バイクを止めて、電話で連絡します。
連絡するときは、高速道路上で財布を落としてしまったこと、電話ボックスの識別番号、財布を落としてしまったと思う場所、現住所、電話番号を伝えます。
時間が経っていると警察に届けて下さいと言われますが、落としてから気がつくまで時間が短いならば、免許証など本人確認できるものがあれば、探して渡してもらえます。
時間が短ければ、探してもらい、見つかったら財布を受取りましょう。
そして見つかれば、伝えた電話番号当てに電話がきます。
財布が見つかれば、NEXCO隊員のいる場所まで移動して、財布を受け取ります。
NEXCOはそれぞれ担当区域があるので、場合によっては、あなたがUターンして受取りに戻らないとなりません。
そして無事隊員の場所までたどり着いたら、財布を受け取ります。
財布に限らず、持ち物などでも探してもらえますが、落とさないに越したことはないので、しっかりバイクに携帯して落とさないようにしてから、ツーリングにいきましょう。