ハンドルカバーをつけるメリットとは？
バイクに乗る時の防寒対策の一つは、ハンドルカバーです。
特に冬の季節には、グローブに加えてハンドルカバーを使うことで温かさがグンとアップし、寒さをしのぐことができます。
これまではグローブしか使ってこなかった方の中には、一度ハンドルカバーを付けその暖かさに手放せなくなったという方が多いんです。
ここでは、ハンドルカバーを装着するメリットを二つご紹介します。
まず、ハンドルカバーを使えば冬のツーリング時に冷たい風が手に当たるのを防ぐことができます。
防風性や防寒性に優れているため、寒さによって手の感覚が鈍ってしまい安全性が低下することを避けられます。
バイクの操作に関わってくるため、手元はグローブを何枚も重ねて装着できません。
そこで、あなたの愛車に合ったハンドルカバーを付けることで安全で快適な走行が楽しめます。
また、防水機能のあるハンドルカバーを使えば雨の日でも大切な手元を守ってくれます。
特に革製のグローブを使っている方にとって、グローブが水に濡れるのはできるだけできれば避けたいことです。
ちなみにハンドルカバーには、撥水・防水・完全防水の三つの異なるレベルの防水性能があります。
ハンドルカバーの選び方
ハンドルカバーを選ぶ際、自分の愛車に取り付けることができるかをまず購入前に確認しましょう。
原付から大型バイクにまで対応しているものもありますが、ハンドガードをつけられない車両やミラーの位置の関係で取り付けられないタイプもあります。
特に通販で購入する際には、愛車に装着できるかどうかを事前に確認するのがおすすめです。
そして、大切なのは使用感です。
開口部にシャーリングが施されていれば、風をしっかりとカバーしてくれるため防寒性に優れています。
しかし、間口が狭すぎると手の出し入れがしづらく、めんどくさいと感じる方も多いでしょう。
また、転倒してしまった時に体を支えるために素早く手が抜けることも大切です。
人によってどれくらいの開口部が必要かは異なるため、サイズ調整できるものや自分に合った間口のものを選びましょう。
装着時に確認しておきたいポイント
ハンドルカバーを購入したら、装着時にスイッチ操作に支障が出ないかどうか確認しましょう。
防寒性がいくら高くても、中がきつすぎて指が十分に動かせず操作に支障が出るようでは安全面で不安が残ります。
近所の比較的安全なエリアを走行し、違和感がないかどうかなどを長距離のツーリングや高速道路走行をする前に確認しましょう。
スピードを上げた時に型崩れしないかなど、さまざまな条件での走行チェックをして自分の愛車や運転のスタイルに合うように調整しましょう。