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バイクがツーリング先でパンクしたときの対処法

パンクする原因

パンクは家に帰る途中などであれば、バイク屋に連絡して修理可能ですが、ツーリング途中となると、そうはいきません。
パンクする原因としては、道落ちている釘などの先の尖ったものを踏んづけてしまう場合がありますが、根本の原因として走り方にあります。

パンクする原因としては、道の端を走ることです。
道路にある釘や木片、ネジなどは、他の車が弾いて走り、道路の端っこに集まってきます。
道路の端を走るほど、そのようなパンクの原因の物が落ちて散乱しており、いつパンクしてもおかしくないのです。

パンクに注意するならば、基本は道の真ん中を走るべきであり、少なくとも白線の外に出ないようにして走ります。
ただ真ん中を走ると他の車の邪魔になることがあるので、やはり白線ギリギリぐらいまで寄って走るのが良く、それ以上端を走るのはリスクを高めます。

パンク修理キット

ツーリングしてパンクしたならば、パンク修理キットを普段から常備すると良いです。
これは数千円で売っており、どのような種類のタイヤにも使えます。
このキットがあれば、自分でパンクの修理を出来ます。
パンク修理後には、空気を入れないと走れないので、コンパクトな空気入れも1つあると良いでしょう。

修理キットでのパンク修理方法は、まずはパンクした穴を探します。
次に穴部分を広げて、修理キット付属のドライバーで、ラバーセメントというゴムのような素材を押し込みます。
最後にはみ出た部分を数ミリ残して切り取れば修理完了です。
パンク修理後には、空気を入れれば走れるようになります。
穴はラバーセメントによって、走っていると、摩擦によって溶けて固まり、自然と穴を塞いでくれます。

それほど場所を取るような大きな道具でもないので、空気入れと一緒に、1つ常備していくと、万が一のときに役立ちます。
ただこの修理キットは、バイクのタイヤに穴が空いた場合のみ修理可能です。
タイヤのサイドがすり減ってパンクしたり、大きく穴が空いたときは、修理できません。

修理キットの無い場合

もしもパンクして、修理キットを持っていないとなると、パンクの応急修理は出来ないです。
車と違いスペアタイヤもバイクには乗せないので、タイヤ交換も出来ません。

どこを走っていてパンクしたかにもよりますが、高速道路や一般道など、車が多いような場所だと、他の車に近くのバイク屋などまで乗せていってもらうか、交渉することになるでしょう。
バイクも持っていかないといけないので、トラックと交渉することになります。
ただこのような交渉は、なかなか快く引き受けてくれる人はいないので、時間がかかります。
峠など車の通りの少ない場所となると、JAFに電話するしかないです。