道の駅おとふけの特徴
道の駅おとふけは、北海道の東、十勝平野の中央あたりにある音更町(おとふけちょう)にある道の駅です。
国道241号線沿いで、道東自動車道の音更帯広インターチェンジからは5分程度の距離にあります。
ブルーのパイプが絡み合った変わった屋根が目印の道の駅です。
音更町は十勝平野のほぼ真ん中に位置していますが、東側の丘陵が連なるエリアを除くと、町中がほとんど平坦な地形をしているのが特徴です。
年間を通じて長い日照時間と水の恵みも合わさって、土壌が非常に肥沃で、気候的にも地形的にも農業に適しています。
特に小麦は、国内でもトップクラスの生産量を誇るほどです。
また、帯広空港から車で1時間以内、JR帯広駅からはおよそ5kmというアクセスに優れた立地のため、人口はずっと上昇傾向にあります。
北海道の町村部では、最も人口の多い自治体です。
そんな音更町の魅力を発信しているのが、道の駅おとふけです。
ブルーのパイプに覆われているので工事中なのかと思ってしまいそうですが、ちゃんと営業しています。
入り口には大きな牛の人形が立っていますが、ホルスタインのように見えてこれは「すずらん和牛」という肉牛をモチーフにしたものです。
道の駅の2階にはレストランがあり、そこでお肉など地元のグルメが楽しめます。
ちなみにこのレストランですが「中華バイキング桃花」といって、格安で食べ放題にチャレンジできることで人気です。
ディナーが1,400円、ランチは980円と1,000円を切る格安で、しかもソフトドリンクが付いています。
さらに安い価格で持ち帰りもできるため、ツーリングの途中に寄ったときはぜひチャレンジしてみましょう。
道の駅おとふけの魅力
道の駅おとふけの魅力は、そのまま音更町の魅力と言ってもよいでしょう。
道の駅から周囲を見渡してみればわかるように、町中に自然があふれています。
しかも、観光用に整備された自然ではなく、手つかずの自然です。
眺めているだけではもったいないですので、ぜひ自然に直接入って散策してみてください。
都会では味わうことのないような感覚に感動すること間違いありません。
なお、音更町は先に書いたように年間を通じて農業に適していますが、季節ごとにそのときしか楽しめないものも少なくありません。
冬場は雪の状況によっては通行止めの場所がありますし、積雪もすごいのでバイクでのツーリングには適していませんが、春から秋にかけてならそれぞれの季節の旬の味を楽しめます。
道の駅おとふけでは5月から10月まで野菜直売所が併設され、第2日曜と第4日曜に町内で穫れた野菜を販売しています。
また、「おはよう青空市」という園芸や手芸、工芸品などが出る市もあるので、機会があればぜひ行ってみましょう。