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簡単に盗まれやすいヘルメット

対策1:盗まれやすい場所には置かない事

ツーリングに起こりやすいトラブルの一つに、ヘルメットの盗難があります。
ヘルメットなしでの走行は危険ですし、取り締まりの対象にもなってしまいます。
何よりも、バイクに戻ってきた時にヘルメットだけが忽然となくなっていたらショックです。
ヘルメットの盗難防止対策としては、何をしたらよいのでしょうか?

バイクのヘルメットは、置き引き犯にとって盗みやすいアイテムの一つです。
その理由は、軽くて持ちやすく、しかもアースロックのように防犯対策がされていないことが多いアイテムだからです。
バイクはしっかりアースロックしていても、ヘルメットはシートの中にいれただけでロックをしなかったり、軽くハンドル部分にぶら下げているだけというライダーは意外と多いものです。

ヘルメットの防犯対策としては、犯人が簡単に盗めるような場所にヘルメットを置かないという点があります。
短時間バイクから離れるだけでも、ヘルメットはシートの中に入れてしっかりロックすることで大きな防犯対策となります。
ヘルメットをアースロックする必要はありませんが、犯人から目につかない場所に保管するかどうかによってツーリング中のヘルメット盗難リスクを最小限に抑えられます。

対策2:高価なヘルメットは特に注意しよう

ヘルメットを万引きする犯人の多くは、自分で着用する目的で盗むわけではありません。
ネットのオークションに出品するなど、盗難したヘルメットで金もうけしようとたくらんでいることが多いものです。
そのため、ネットのオークションなどで高値が付きやすいショーエイやアライなどのフルフェイスタイプのヘルメットは特に注意が必要です。

犯人にとっては、店舗で万引きしようと持ってもサイズやセキュリティ的に難しいですが、駐輪所などで置きっぱなしになっているものなら簡単に盗めてしまいます。
中古のヘルメットで3万円以上の価値がつくヘルメットは、万引き犯にとっては魅力的なターゲットになるということは常に念頭に入れておきましょう。

対策3:ヘルメットロックをすれば安全性アップ

フルフェイスタイプのヘルメットは、バイクのシート内に収納できないものが多いです。
だからと言って、ロックもせずに「誰も盗らないだろう」と置きっぱなしにするのは危険です。

ヘルメットを持ち歩くことが難しい場合には、ヘルメットロックを使ってはいかがでしょうか。
ヘルメットロックは、バイクのアースロックほど高いセキュリティ効果があるわけではありませんが、気軽にサッとヘルメットを盗もうという犯人のよからぬ気持ちを阻止するには十分な作用はあります。
ダイヤル式やチェーン式などいくつかのタイプがあり、どれも軽量でコンパクトなのでぜひ利用して安心感を手に入れたいものです。