エンジン警告灯が点灯するのはなぜ?
バイクに乗っているならいつも注意して見ておきたいのが、バイクの様々な警告灯です。
特にエンジン警告灯が点灯したら、そのまま走り出してはいけないと聞いたことがある方も多いでしょう。
走行中にエンジン警告灯が点灯し、エンジンを切ってしばらく待ったら警告灯が消えたという経験がある方も少なくないはずです。
しばらくすると警告灯が消えその後問題なかったという場合はそれほど気にする必要はないのですが、いったん警告灯が消えても走行を始めるとまた警告灯が点灯してしまうなどの症状がある場合、そのまま乗り続けるのは危険です。
エンジン警告灯が点灯している場合、再起動できなくなったり大きな故障につながってしまう可能性があるため、原因や対処方法について知っておくことが大切でしょう。
簡単に言ってしまうと、エンジン警告灯が点灯してしまう原因は主にエンジン周りのトラブルにあります。
このエンジン警告灯が点灯している場合、完全にバイクの動きが止まってしまうこともあればゆっくりとなら走れるという場合もあります。
エンジン警告灯が点灯してしまう場合、消耗部品の劣化やコネクタの緩み、エンジンの内側の故障まで、様々なケースが考えられます。
また、バッテリーが上がってしまうことが原因でエンジン起動に必要な電力が確保できず、エンジン警告灯が点灯する、バイクが再起動できないというケースも考えられるでしょう。
バッテリー周辺のコネクタがうまくつながっていないためにエンジン警告灯が点灯するというシンプルなケースもあれば、エンジンの内側で大きな故障が起こっているというケースまで様々です。
考えられる原因が幅広いため、エンジン警告灯が点灯した場合の修理費用の幅もかなり広めと言えるでしょう。
しかし、バイクの命であるエンジン周りに異常があることに変わりはないため、早めに修理に出すことが必要です。
水温警告灯が点灯したらどうする?
車種によって、また異常の範囲によってバイクの反応は異なりますが、走行中にこのエンジン警告灯が点灯してしまう場合、一旦エンジンを切ると再起動できなくなるというケースが多くあります。
いずれにしてもエンジン系統に大きなトラブルが起きている可能性が非常に高いため、そのまま走り続けることも危険です。
近くに整備工場やディーラーバイクショップなどを見かけた場合、バイクの変化に注意しながらそのまま持ち込むのがおすすめです。
また、高速道路などでやむを得ず路肩などに停車した場合はレスキューを呼んで安全な場所で待機しましょう。
バイクの知識がある、整備には自信があるという方でも、どうしてもその場で応急処置をしなければならないという場合を除いては、エンジン警告灯が点灯している状態でエンジンを再始動することはおすすめできません。